脊椎神経は全身の筋肉や臓器、血のめぐりに至るまで影響しています
背中の関節の不整合は脊椎神経を介して全身の機能を弱くし
さまざまな症状を引き起こす原因となります
骨のゆがみは関節の可動性の減少のことを指します。
関節は左右や前後、上下、回転など様々な動きをしますがその動きに制限、たとえば首などで右は向きやすいのに左を向こうとすると向きにくかったり痛みを伴ったりします。
これが可動性の減少です。
可動性の減少が出てくると、血流やリンパの流れが滞り、内臓や筋肉などに必要な刺激が行きにくくなり疲れや病気を引き起こしやすくなります。頸椎などでしたら感情や精神にまで影響を与えることがあります。
首の骨をCと書きます
首の骨は7本あります。
首の骨の上から3番目の骨はC3です
背中の骨は全部で17本ありますが
肋骨にひっついている12本を胸椎と言います
胸椎はTと書きます。
肋骨にひっついていない残りの5本を腰椎と言います
腰椎はLと書きます。
骨には専門的に番号があります。
この骨の番号をしっていると今の自分の症状がどこの骨のゆがみで
なっているのか調べることもできます。
機能低下のうちに気をつけることができるので予防もしやすくなります。
背中の骨がゆがむとこんなにたくさんの関連する症状がでてきます。
背骨の位置 | 背骨 | |
頚椎C1~C7 |
C1 | 頭痛、神経過敏、不眠症、急性鼻カタル、高血圧、片頭痛、精神状態、神経破損、健忘症、てんかん、 小児麻ひ、眠り病、慢性疲労、めまい、舞踏病、 |
C2 | 洞の障害、アレルギー、斜視、難聴、丹毒、目の障害、耳痛、気絶発作、一定の失明の症例 | |
C3 | 神経痛、神経炎、にきびまたは吹出物、湿疹 | |
C4 | 花粉症、難聴 | |
C5 | 喉頭炎、しわがれ声、咽喉炎のような喉の状態、化膿性扁桃炎 | |
C6 | 首の強直、上腕の痛み、扁桃炎、百日咳、グループ | |
C7 | 滑液包炎、風邪、甲状腺の諸症状、甲状腺腫 | |
胸椎T1~T12 |
T1 | 喘息、咳、呼吸困難、息切れ、前腕および手の痛み、肩こり |
T2 | 心臓の機能的諸症状および一定の胸部痛、どきどきする、肩こり | |
T3 | 気管支炎、胸膜炎、肺炎、充血、インフルエンザ、流行性感冒 | |
T4 | 胆嚢の諸症状、帯状ホウ疹、 | |
T5 | 肝臓の諸症状、低血圧、貧血、循環不全、関節炎 | |
T6 | 神経性胃炎、消化障害、胸やけ、消化不良などを含む胃の障害 | |
T7 | 糖尿病、潰瘍、胃炎 | |
T8 | 心身の抵抗力の低下、しゃっくり、いらいら | |
T9 | アレルギー、じんましん、ストレスを感じやすい | |
T10 | 腎臓障害、動脈硬化、慢性疲労、腎炎、腎孟炎 | |
T11 | にきぴのような皮膚の症状、吹き出物、湿疹 | |
T12 | リューマチ、膨満感、一定の種類の不妊症 | |
腰椎L1~L5 仙骨、尾骨 |
L1 | 便秘、結腸炎、赤痢、下痢、破裂またはヘルニア |
L2 | 虫垂炎、筋けいれん、呼吸困難、静脈癌 | |
L3 | 膀胱障害、痛みまたは不定期などの月経障害、流産、夜尿症、インポテンツ、多くの膝痛 | |
L4 | 坐骨神経痛、腰痛、ぎっくり腰、排尿困難、排尿時の痛みまたは頻尿,背痛 | |
L5 | 足における循環不全、かかとの腫脹、かかとおよび土踏まずの筋力低下、足の冷え、足の筋力低下、足のけいれん(こむら返り) | |
仙骨 | 仙腸関節の諸症状、脊柱ゆがみ、脊椎側わん症 | |
尾骨 | 痔、かゆみ、座っているときの背中の痛み |
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