アロマクラフトを作るときやアロマトリートメントをするときに使用するキャリアオイルというのはエッセンシャルオイルと混ぜて使用します。
エッセンシャルオイルは高濃度に濃縮された植物からとった有機化合物で、エッセンシャルオイルのみを皮膚に塗布することは、一部を除き不可となっています。
アロマセラピーを行うときには、必ずといっていいほど、エッセンシャルオイルを何かの基材と混合して使用します。
キャリアオイルを使用しアロマセラピーを行う場合、エッセンシャルオイルの希釈濃度(薄める)を安全な範囲1%未満にします。
エッセンシャルオイルを希釈濃度1%にした場合、キャリアオイルは99%になります。
エッセンシャルオイルの特性もアロマにとって重要ですが、キャリアオイルも大変重要になってきます。
なぜなら、皮膚に塗布した場合、キャリアオイルのほうがはるかに多くの量が塗られるからです。
それに、キャリアというのは運ぶという意味をもっていますので、アロマトリートメントなどをするときは、エッセンシャルオイルを体内に浸透させる役割を持っているのがキャリアオイルです。
エッセンシャルオイルと同様に血液にめぐると言うことです。
酸化したキャリアオイルや合わないキャリアオイルを血液に入れたいですか?
キャリアオイルが何で大事かわかっていただけるでしょうか?
エッセンシャルオイルとキャリアオイルの両方とも体に合ったものを選んで使うことが大切です。
エッセンシャルオイルで、皮膚にトラブルが出る場合もありますが、キャリアオイルでも皮膚にトラブルが出る場合があります。
一緒に混ぜて使うからどちらが皮膚トラブルになったか判別しにくいのです。
パッチテストを行うときは、キャリアオイルもパッチテストを行う必要性もあります。
ただ、筋力検査等ができる場合、パッチテストを行う以前に、皮膚に塗布してもいいか、悪いかの判断がつきますので、この限りではありません。
どんな肌質にはどんなキャリアオイルがいいのかと悩むかもしれませんが、キャリアオイルもブレンドして自分に合ったキャリアオイルを作ることができます。
エッセンシャルオイルの成分や効用も大切ですが、キャリアオイルの成分や効用も同じように大切になってきます。
アロマといえば、エッセンシャルオイルを最初に思い浮かべるほど、ポピュラーですが、キャリアオイルは地味な存在かもしれません。
キャリアオイルも季節やトリートメントをする部分などによって自分のオリジナルブレンドをして使ってみるととても楽しくなるでしょう。
キャリアオイルも用途によって使い分けていくとよいでしょう。キャリアオイルは、アロマトリートメントや化粧水やハンドクリームなどに欠かせないオイルです。
キャリアオイルにも特性があり、キャリアオイルを知るとアロマももっともっと身近に楽しんで使えるようになるでしょう。
キャリアオイルは必ず新鮮なうちに使い切るようにしましょう。キャリアオイルは酸化します。酸化したにおいがするものは使用しないようにしましょう。
・ キャリアオイルは必ず、アロマ用のものをつかいましょう。
・ 食品用のオイルはアロマセラピーには不向きです。必ずアロマセラピー用のキャリアオイルを使ってください。
(口から摂取した場合は、強力な唾液や胃酸のフィルターがありますが、皮膚からだとそのフィルターがないことを覚えて置いてください。)
・薬局で売られているオリーブ油、ひまし油、などは使用できますが、筋力検査等ができない場合、必ずパッチテストを行う。
アロマを楽しんで使うためには注意点を守ってつかいましょう。
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